塾で授業の他に収益をあげる方法として、イベントの開催があります。
また、教室内だけでなく対外的なイベントを企画すれば、塾生の集客にもつながる可能性があります。
つまり、イベントは経営面・集客面においてとても有効な手段なのです。
今回は、塾でイベントを開催する場合の集客方法とそのイベントを塾集客に結びつける方法について解説します。
イベントの企画・開催はとても労力がいるものです。
せっかくやるならばその労力に見合った売上と集客効果を出したいものです。
ぜひ、この記事を参考にしてイベントを開いてみて下さい。
塾のイベントに人を集めるには?集客のポイントは企画力とリーチ力にあり!
結論から言うと、イベントを成功させるためには「企画力」と「リーチ力」が必要です。
企画力とは、ターゲットのニーズに合ったイベントを企画する力のことをいいます。
イベントのターゲット≒教室のターゲットであるべきなので、まずは塾の生徒さんや保護者に「どんなイベントがあったら参加してみたいか?」を尋ねてみると良いでしょう。
そうすることで、ターゲットが本当に求めているものがわかるので、それに応えるイベントを企画すればいいのです。
また、イベントに対するアイデア出しに生徒さんを巻き込むことで、その生徒さんを当事者として巻き込むことができます。
すると、企画が固まってきた段階で「そういえば以前お話ししていたイベントを○月に企画したいと思うんですけど?」なんて声かけをすれば、ほぼ必ず参加してくれるでしょう。
決して「他にはない唯一のイベントを企画しなきゃ!」と意気込む必要はありません。
別によくある科学実験教室やロボット・プログラミング教室をやったって良いんです。
ターゲットのニーズを満たすことにフォーカスをしてイベントを企画しましょう。
リーチ力とは、ターゲットに対してどれだけリーチ(到達)できるかを意味します。
いくら良いイベントを企画しても、ターゲットに知らせることができなければ参加者は増えません。
リーチ力を高めるには、生徒さんの口コミ、ホームページ・ブログ・SNSでの情報発信、イベントまとめサイト(ストアカなど)への掲載が最も効果的でしょう。
また、メールマガジン(メーリングリスト)や公式LINEアカウントを持っている塾であれば、その登録者に対してメッセージを送ると良いでしょう。
とにかくターゲットとの多様な接点を持ち、しつこいほどに告知をすることが重要です。
このように、ターゲットのニーズにあったイベントを企画したら、あとは人が「集まる」のを待つではなく、人を「集める」までやりきることが重要なのです。
イベントを塾の生徒集客につなげる方法とは?
冒頭でも述べたように、イベントの良いところは塾の生徒集めにもつながるところです。
今まで塾の存在を知らなかった人が、イベントをきっかけに塾があることを知り、体験・入塾に結びつくことが多々あります。
では、どのようにイベントから体験・入塾への動線を作ればいいのでしょうか?
ポイントは2つあります。
1つ目は、「イベントを楽しんでもらうこと」です。
当たり前のことですが、参加してくださった方にイベントを楽しんでいただくことが第一です。
そうすることで教室自体に楽しい印象を持ってもらうことができ、「一度通常の授業も見にいってみようかしら?」となるのです。
また、そのイベントに塾の生徒さんも参加しているならば、「この人たちと一緒に過ごす時間が楽しかったから塾にも通いたい!」と思ってもらえるのです。
2つ目は、「イベント後のキャッチアップを行うこと」です。
イベント終了後当日または後日に、メールや電話でイベントに参加していただいたことに対して感謝のメッセージを伝えましょう。
また、当日の感想を聞いたり、こちら側が抱いた印象を伝えたりして、親密度を高めましょう。
そして、「体験授業もやっているので、ぜひ遊びに来てくださいね!」と伝えれば、その場で「いつ行っていいですか?」と話が進むこともあるのです。
このように、イベントから入塾への動線は「作り上げる」ことが大切です。決して、待っているだけでは新規の生徒さんを掴むことはできないのです。
まとめ
この記事を読んだあなたならもう理解していると思いますが、イベントの集客もイベントから塾への集客もやるべきことは地味なことばかりです。
裏技もなければ、楽な道もありません。
イベントの参加者が集まらないなら、知り合いや生徒さん伝いでとにかく募集しまくりましょう。
イベントから入会してもらいたいなら、ひとりひとり丁寧にキャッチアップをしましょう。
それがイベントを成功させるためのたったひとつの秘訣なのです。
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