学習塾の生徒募集について考えるとき、GoogleやSNSなどのインターネット広告を検討される方も少なくありません。
近年は、ネット広告が最も主要な集客手段であると言っても過言ではないでしょう。
ただし、使い方を間違えると広告費が掛かってばかりで、集客効果を上げることが出来ないのも現実です。
せっかく広告宣伝費をかけるなら、正しい広告の使い方をしたいものです。
今回は、塾の集客におけるインターネット広告の役割と方法について解説したいと思います。
学習塾集客におけるインターネット広告の役割とは?
僕は、インターネット広告を出稿するとき「時間を買う」ような感覚でお金をかけています。
塾の認知度や集客力を短期間で一気に上げたい。
そのようなときにネット広告は支払った広告費の分だけきちんと働いてくれます。
ネット広告は、ターゲットに対して能動的に教室をアピールできるため、比較的早く効果を得ることができるのです。
同じくネット集客としてのSEOやSNSは、そのウェブサイトやアカウントが評価されるものに育つまで時間がかかります。
つまり、ネット集客の長期戦略がSEOやSNS運用であるならば、ネット広告は短期戦略(スポット戦略)といえるのです。
このように、教室集客のスピード感を上げるのがネット広告の役割なのです。
塾に生徒を集めるインターネット広告の正しい使い方!
では、具体的にどのような方法で、何に気をつけて広告運用をすればいいのでしょうか?
まず、インターネット広告の基本について触れておきましょう。
ネット広告のほとんどは運用型広告と呼ばれ、1クリック○円という形で入札が行われます。
そのため、比較的安価に運用できるだけでなく、その費用対効果を計測することが可能です。
そのため、他の広告(チラシ・フリーペーパー)に比べて、ターゲットに対してきちんと教室をアピールできているのか、具体的な数値を持って検証できると言うことです。
では、ここからは具体的な運用方法と運用時の注意点についてまとめていきましょう。
塾集客におけるインターネット広告の具体的な運用方法
ここではネット広告(Google広告)について、運用方法を解説したいと思います。
Google広告には、「Googleリスティング広告(GSN)」、「Googleディスプレイ広告(GDN)」、「Google動画広告(YouTube)」の3種類があります。
ここでは最もターゲット獲得に効果を発揮する「Googleリスティング広告」について解説します。
Googleリスティング広告とは、ユーザーの検索キーワードに連動して、検索結果上位にページへのリンクが表示される広告です。
検索上位に教室のホームページや入会訴求のページを表示させることで、今までよりも多くの方に教室を知ってもらえたり、お問い合わせ数が増えたりすることが期待されます。
リスティング広告は、「キーワード」と「広告文」を設定することで、スタートすることができます。
キーワードは、教室の広告を表示させる検索キーワードをあらかじめ設定しておくものです。
(例)「地域名 学習塾」、「地域名 塾 中学受験」など
ユーザーがGoogle検索でそのキーワードを入力した際に、広告が表示される仕組みになっています。
また、「除外キーワード」を使えば、特定のキーワードが入った場合は広告を表示しないことも可能です。
広告文は、キーワードが一致した際に画面上に表示される文章のことです。
仮に検索結果にページへのリンクが表示されても、それがクリックされなければ教室のサイトにターゲットを誘導することはできません。
広告をクリックしてもらうためにも、クリックしたくなるような広告文にする必要があります。
これらの設定をして、予算を設定(クリック単価、インプレッション単価)すれば、すぐに広告運用を開始することが可能です。
学習塾のネット広告運用における注意点とその対策
ネット広告を運用するにあたって気をつけるべきことは、常に「費用対効果」を分析することです。
その塾によって、キーワードや広告文によって、その広告の集客効果は異なります。
例えば、キーワードや広告文によって「クリック率は高いけどコンバージョン率が低い(ウェブサイトへの流入は増えるけどお問い合わせに繋がらない)」、「クリック率は低めだけどコンバージョン率が高い(ウェブサイトへの流入は少ないけどお問い合わせにつながりやすい)」という特徴が出ることもあります。
どちらが良い・悪いということではなく、広告を出す目的に対して適した効果が出ているかを分析し、試行錯誤することが運用成功のカギを握っているのです。
だから、このページではネット広告運用の具体的なテクニック的なことは解説しません。
自分の目的に合った広告の出し方を知るためにも、いくつかの広告を用意してそれぞれのパフォーマンスを比較し、試行錯誤を繰り返すことが大切なのです。
間違っても「広告設定をしたらあとはほったらかし!」となってはいけません。
それでは広告費がなくなるまでユーザーにクリックしてもらうだけのつまらないゲームになってしまいます。
このように、出稿した広告の効果測定をきちんと行い、何度も試行錯誤をすることで、自分の教室の集客力を上げる広告が出来上がるのです。
まとめ
ネット広告は、集客の強い味方です。
ターゲットのニーズ(検索)に対する答えとなる広告とウェブサイトを用意できれば、加速度的にあなたの塾にお問い合わせが殺到するでしょう。
決して、「最初から一発当ててやろう!」なんて思わないでください。
テストと改良を繰り返して、より良い広告の出し方を身につけましょう。
追記
僕のおすすめは絶対的に自分で広告運用を経験することです。
でも、もしあまりにもインターネットが不得意であるとか、そこに割ける時間がないとかいう場合は、インターネット広告代行サービスを利用すると良いでしょう。
まずは、リスティング広告の見積もりをとってみましょう。リスティング代行一括.jpであれば、一括で見積もりを取れるのでとても便利です。
僕も一度見積もりまでは取ってみたことがあります。(それを見た上で「自分でやった方がいいや!」となりましたが…)
ノウハウを学ぶために代行を試してみたり、
1度自分でやってみてから代行をお願いしたり、
それくらいの感覚でインターネット広告代行は使ってみてください。
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